CUTPOP2からEPSON社製のPM-7000C/9000CおよびMC-7000/9000に、長尺印刷を行なう場合のプリンタドライバの設定方法

CUTPOP2で長尺のデータを作成し、EPSON社製のPM-7000C/9000CおよびMC-7000/9000で印刷を行なう場合のプリンタドライバ側の設定方法を簡単に説明します 。

ここでは、CUTPOP2で幅580mm長さ2400mmの横断幕状の長尺データを作成したと仮定して説明を致しますので、実際にユーザー様が作成されたデータに置き換えて解釈してください。

■プリンタドライバの設定方法
  1. [ファイル]メニューの[印刷]コマンドを選択します。
  2. 印刷の設定をするためのダイアログボックスが表示されます。
  3. [接続プリンタ]の項目で、「EPSON PM-7000C/9000C」または「EPSON MC-7000/9000C」が選択されていることを確認し、[プリンタの設定]ボタンをクリックします。
  4. プリンタの設定を行なうためのダイアログボックスが表示されますので、[プロパティ]ボタンをクリックします。
  5. 「EPSON PM-7000C/9000C」または「EPSON MC-7000/9000C」のプロパティダイアログが表示されますので[用紙設定]のタブをクリックします
  6. [用紙設定]の画面が表示されますので、[給紙方法]のプルダウボタンをクリックし、「ロール紙 長尺モード」を選択します。
  7. 次に、[ページサイズ]のプルダウボタンをクリックし、「ユーザー定義サイズ」を選択します。
  8. [ユーザー定義の用紙サイズ]を設定するためのダイアログボックスが表示されます。
  9. [用紙幅]の入力ボックスに「5800」と入力し、[用紙長さ]の入力ボックスに「12000」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。このサイズのデータを良く作成する場合は、[用紙サイズ名]の入力ボックスに適当な名前を入力し、[保存]ボタンをクリックすると設定した内容が入力した名前で保存されますので、次回からは[用紙サイズ]のリストボックスから入力した名前を選択するだけですみます。
  10. [用紙設定]の画面が戻りますので、[印刷方向]の項目で[横]を選択します。
  11. 設定が完了したら[OK]ボタンをクリックします。
  12. プリンタの設定を行なうためのダイアログボックス表示に戻りますので、[印刷の向き]等を確認し[OK]ボタンをクリックします。
  13. 印刷の設定をするためのダイアログボックス表示に戻りますので、[出力形式]の項目で「長尺一列」を選択します。
  14. 設定に間違いがなければ[了解]ボタンをクリックします。
プリンタにデータが送られ印刷が開始されます。



■「ユーザー定義サイズ」設定時の注意事項
[用紙幅]の入力ボックスには実際に作成した用紙の幅または、プリンタにセットしたロール紙の用紙サイズを入力します。
[用紙長さ]の入力ボックスには、無駄な余白ができないよう設定できる範囲内で丁度よいサイズ入力します。
今回の例の場合では、長さ2400mmの横断幕状の長尺データと仮定しましたので、「EPSON PM-7000C/9000C」または「EPSON MC-7000/9000C」のドライバ側で設定できる最大サイズが2300mmなので、1200mmのデータ2ページを出力するという設定にしました。
これは、[用紙長さ]ドライバ側の最大サイズ2300mmをしてしまうと、2300mmのページが2ページになってしまい、元データが2400mmなので1ページ目に印刷できなかったデータが、2ページ目が100mmだけ印刷され、あとの2200mmが余白として紙送りされてしまうためです。
このように無駄な余白をさけるために、[用紙長さ]の入力ボックスには、設定できる範囲内で丁度よいサイズ入力します。
印刷するデータの短編側のサイズが、プリンタにセットされている用紙幅以下の場合は、[出力形式]の項目で[長尺一列]を、プリンタにセットされている用紙幅以上の場合は、[長尺全体]を選択してください。

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